理想のチームづくり、組織づくりとは?

生きがい創出研究所の中川達也です。

皆さんの職場は、どんな雰囲気でしょうか?チームで働くことに、喜びや安心感を感じられていますか?

今回は、私たちが考える「理想の組織・チーム作り」について書いてみたいと思います。

数字や評価だけでは測れない「評価」

多くの組織には、個人の頑張りを評価するための「評価制度」があります。

目標が明確になり、成長の指標となる大切な仕組みだと思います。

ですが一方で、こう感じることはないでしょうか? 「数字や決められた評価だけが、仕事のすべてなのだろうか」と。

成果が出ている人の陰でサポートしてくれている人がいる場合や雰囲気作りをしてくれている人

そんな方は評価制度から漏れてしまいます。

制度だけでは計り知れないものが日々の職場環境には溢れていて、逆に言えば人の評価というものを意識するあまりに

私たちは仕事に「生きがいや働きがい」を見出せない時があります。

チームの真ん中にある、“助け合い”の心が重要

誰かが素晴らしい成果を上げた時、 「あの人はすごいな。それに比べて自分は…」 と感じて、心を閉ざしてしまった経験はありませんか?

逆に私はこんなにやっているのにあの人はそこまでやっていないとか・・・

私たちが思う理想のチームとは、お互いに「助け合う」ことが当たり前にある場所です。

  • 誰かが困っていたら、「何か手伝えることはありますか?」と自然に声が掛かる。
  • 自分の仕事が少し早く終わったら、周りを見渡して、大変そうな人のサポートにそっと入る。
  • 誰かの成功を、まるで自分のことのように、みんなで一緒に喜ぶ。

「あの人がやったからすごい」で終わるのではなく、 「次は私も手伝うね」「あなたのおかげだよ、ありがとう」 とお互いに声を掛け合い、支え合う。

一人ひとりの能力には限界があっても、助け合いの中から生まれるチームの力は、足し算ではなく掛け算のように、どんどん大きくなっていきます。

“助け合い”が「文化」になるということ

そして最も重要なのは、この「助け合い」が、一部の親切な人が行う“特別な行動”ではなく、チーム全体の文化として根付いていくことです。

助け合いが文化になっている職場では、 「こんなことをお願いしたら、迷惑じゃないかな…」 とためらう必要がありません。

安心して自分の弱さや苦手なことを見せることができ、お互いを信頼し、心からのびのびと働くことができます。

その安心感が、一人ひとりの「自分らしさ」を解放し、仕事への前向きな気持ちを育むのです。 それこそが、制度だけでは作れない、本物の「生きがい」に繋がる職場環境だと、私たちは強く信じています。

本当に理想の話をしています。

でも理想を現実化させたらどうでしょうか?今は考えられないかもしれないけどちょっとだけ可能性を感じてみてください。

きっとあなたの職場も素晴らしい文化になるきっかけがあります。

小さな一歩ではなく半歩から始めてみませんか?

もし、この記事を読んで、何か少しでも心が動いたなら、ぜひ小さなことから始めてみませんか。

まずは、隣の席の仲間に。いつも一緒に仕事をしているチームのメンバーに。 「ありがとう」 と、感謝の気持ちを伝えてみてください。

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